定例会・研修会報告

九州医療ソーシャルワーカー研修会 おきなわ大会に参加して

『ソーシャルワークの肝心』

 〜今こそ MSW のポジショニングを考える〜

日 時
平成30年11月23日・24日
場 所
沖縄産業支援センター
      
報告者:医療法人祥仁会 西諫早病院 MSW 佐藤 三絵子 
 私は今回初めて九州医療ソーシャルワーカー研修会に参加し、研究発表でこれまで私が支援に携わった方の比較・統計分析結果を報告させていただきました。初めての研究発表の場が今大会でとても緊張しましたが、準備をして行く中で支援の振り返りや分析を行い、新たな発見もあって、自分にとって収穫のある研究発表になったと思います。
 他の発表者も、それぞれの入退院支援においてたくさん悩まれた中で、患者・家族様の生活や物事の考え方に視点を置いた支援内容について発表されており、また、経験年数が近い方もいて、自分と重なる部分や参考になる部分もありました。
 ワークショップでは「意思決定を支援する」に参加し、「意思決定の支援=本人の希望をMSWや周りの人が実現すること」ではなく、『本人が自分の意思で物事の決定ができるように、MSWや周りの人が支援すること(情報提供・提案・決定ができるような環境作りなど)』と教えていただきました。自分の患者・家族様への関わり方を見直す機会となり、患者・家族様により安心していただけるような支援ができるよう、今後も精進していきたいと思います。
          
報告者:姉川病院 田中 佳奈 
 平成30年11月23日・24日に行われた第55回九州医療ソーシャルワーカー研修会沖縄大会に参加させていただきました。
 今回の研修で、講演や各分野での研究発表が行われました。その中でも、私は吉田由美先生の講演での“家族形態の変化によって、ソーシャルワーカーは発展してきたのではないか”という一言が印象に残っています。核家族化が進み、小産小死社会へとなっている今、昔とは違い家族内での役割も変化しており、それを補うかのように様々なサービスが提供されています。また、独居高齢者の増加や、身寄り問題、金銭的問題等、時代の変化とともに様々な問題も発生しているかのように感じます。多様化する制度や問題に対応できるよう、自己研鑽に励み、患者様のお力になれるよう努力していきたいと思います。
      

研修会 『MSWにとって大事なものってなあに?』

   〜求められていることから考えよう!〜

日 時
平成30年2月3日(土)
場 所
光晴会病院
報告者:西諫早病院 MSW 佐藤 三絵子 
 各シンポジストの発表において、キャリアに違いがあっても、第一にクライエントのために行動すること、自己のスキル向上や、MSWの役割の周知を日々意識していることが共通していて印象的でした。同年代の方の内容には共感できる部分があり、私より先輩の方々の内容には初任者の私ではなかなか考えることのできない経営や地域のことを含めた視点を持たれており、今後私も視点や視野を広げることが出来るようになれればと考えました。
 グループワークでは、MSWに関係する外部環境と内部環境を出し合い、MSWにとってよい仕事を行うために、どのように行動していくかを考える内容でした。普段、ぼんやりと考えることを言葉にする難しさを感じるとともに、同じグループのMSWの方の考えなどを聞くことが出来て良かったと思います。
 今回の研修では自分がMSWとしてどのように院内・院外に働きかけていくべきか、どんな知識や技術の向上が求められるのか考える機会になりました。
     
報告者:社会医療法人三佼会 宮崎病院 平石 悠介 
 今回は研修会に発表者の立場として初めて参加しましたが、とても貴重な経験をさせていただけたと感じています。私は新人の立場でMSWにとって大事なものという題目で資料を作成しました。その過程で自分自身の振り返りにもなるとともに、初心の気持ちを忘れずに日々成長する必要があると改めて気が引き締まる思いになりました。
 また他のMSWの先輩方の発表を聞いたり、グループワークで行ったSWOT分析を通して先輩方がこれまで培ってきたことやこれから専門職として取り組むべきこと、そして目指すべきMSW像というのが私なりにわかったような気がします。先輩方が築いてきたものを守りつつ私たち新たな世代のMSWとしてできることを新たに模索していきたいと思いました。
      
第53回九州医療ソーシャルワーカー研修会かごしま大会に参加して
報告者:重工記念長崎病院 地域連携室 野茂 香織 
 私は今回、第53回九州医療ソーシャルワーカー研修会かごしま大会に参加させて頂きました。
 基調講演では、ソーシャルワーカーと地域の中での役割として、人と環境の相互に働きかけていくことの大切さを学び、既存の社会資源だけでなく、多職種との連携の中で新たな社会資源を作り出していくことの意義について考えさせられました。また、特別講演では、熊本・大分の地震を通して、災害時のソーシャルワークの実際を学ぶことができ、自分自身がソーシャルワーカーとして何が出来るか原点に立ち返って考える機会となりました。
 今回の研修で、学んだことを日々の業務に生かし、患者さんや家族に寄り添いより良い 支援が出来るよう心掛けたいと思います。
             
報告者:一般社団法人 是真会                    
長崎リハビリテーション病院 臨床部 社会福祉士 飯島 荘史 
 1日めに行われた村上先生の基調講演では地域医療において求められるソーシャルワークスキルについて、また変化を生み出す ための視点と技法について知ることができました。特に村上先生自身が実践したソーシャルアクション経験について具体的な説明は、 明日から自分でも使える貴重な内容でした。医療職者も昨今は生活の視点を意識し始めていますが、ソーシャルワーカーがより深く、 専門的に生活の視点をもって支援・連携していければと感じています。
      
退院前カンファレンスについて
講 師
高知県立大学 社会福祉学部 社会福祉学科  講師 井上 健朗 先生
日 時
平成28年8月27日(土)
場 所
長崎大学医学部良順会館
報告者:長崎大学病院 地域医療連携センター 松野 裕香 
 研修会を通し退院前カンファレンスでは、カンファレンス実施前に、すでに各関係者が結論をある程度認識できる状態をつくっておくことが何よりも大事だと学んだ。カンファレンスでは多様な業種が集まるため、何を話しどの様な結果を導き出すべきか、筋道が定まっていないと有益な話し合いの場とはなりにくいからだ。具体的には事前準備として、患者が自宅へ帰る際のリスクを洗い出し、実現可能な対処法を考え、在宅医・訪問看護師などへ依頼すべき内容、ケアマネージャーへ依頼する内容、病院側として対応すべき内容をまとめ、それぞれの各関係者への連絡にてあらすじを通す。分かりやすくするため資料を工夫するという意見も魅力的であった。今後の業務に生かしていきたい。
     
報告者:虹が丘病院  前田 
 今回は退院前カンファレンスについて深く学ぶことができた。今回の研修は前半に退院前カンファレンスにつて講義を聞き後半にグループワークを行う構成であった。
 日ごろより退院支援を行い退院前カンファレンスも身近に行っている。その中で退院前カンファレンスでの多職種連携をどのように行うかが課題として感じていた。今回の研修を多職種との連携の仕方を理解することができた。
 前半の講義で、退院前カンファレンスが必要としている理由として医療ケアと福祉ケアが混在していることや多様化する生活支援のニーズ、クライエントの抱える問題の多様性がある。退院前カンファレンスはこれらの課題を踏まえ退院後に安定した療養生活のために、継続する治療を含め包括ケアの実現のために行う。患者や家族が安心して退院できる環境づくりを行うことが目的であるとの理解を深めた。多職種共同や連携は必須である。
 後半のグループワークでは退院前カンファレンスでどのように連携していくかをメンバーで話し合った。メンバー内では「せっかく多職種に集まってもらったが発言してくれない」との声が多く聞かれた。何故発言が少ないのかを突き詰めていくと、カンファレンスの目的や専門職種が担う役割がうまく伝わっていないことが分かった。事前にカンファレンスの内容や目的・各専門職としての役割を伝えることで退院前カンファレンス時に退院後に安心して退院できる環境づくりの提案や意見を各専門職種より発言してもらえると結論に行き着くことができた。今後の退院支援にグループ内で討議たし内容を意識して行っていきたいと思います。
 多忙ななか研修講師を担っていただいた井上健朗先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。
   
講義:『MSWの業務評価から、その分析法までについて     
     (傾聴からターミナル期やグリーフ援助も含んで)』
講 師
友池敏雄氏 (長崎国際大学 社会福祉学科)
日 時
平成27年2月27日(金)19時〜20時30分 
場 所
新里メディケアセンター
報告者:医療法人外海弘仁会 日浦病院 地域連携室 實 藤  愛 
 (講義を終えて)
 私は現在、療養型病棟で退院支援を行っています。1つ1つのケースに向き合うことに精一杯で、今まで業務を理論的に見つめ直すことはありませんでした。
 しかし、今日の講義を受けて日常業務を細分化・可視化し統計学を用いることで自身の業務内容を見直しスキルアップに繋げられるという事が理解出来ました。さらに、理論的に業務を振り返ることで自身の振り返りだけでなく、他職種にも専門性をアピール出来たり、業務内容を理解してもらいやすくなると感じました。
 今回の研修では日常業務を違う視点から見つめ直すキッカケをもらえ、参加出来てとても良かったと思っています。
    
研修会 『退院支援の基本的理解』
日 時
平成27年1月9日(金)
場 所
新里メディケアセンター
報告者:十善会病院 MSW 辻本 ゆき枝 
 医療ソーシャルワーカーの業務の大部分を占める退院支援は、患者の身体・環境・経済的問題など様々な問題を把握し、解決しながら行っています。今回の研修では、退院支援の基本的な流れを再確認し、退院支援の新たな視点を学ぶことができました。
 私が医療ソーシャルワーカーになった10年前と今を比べると、ハイ・ソーシャルリスク患者の増加、患者・家族が抱える問題の複雑化が顕著です。平均在院日数が短縮している中での退院支援は、頭を抱えることが多く、協会の仲間にはいつも助けられています。グループワークで回復期病院の方と話をしました。共通の悩みもあれば、急性期・回復期ならではの悩みもありました。みんな悩みながら頑張っている、仲間がいることを実感できました。 医療ソーシャルワーカーの存在が十分に知られていなければ、退院支援を必要とする患者の発見は難しいというお話がありました。確かに担当病棟の患者全員を支援しているわけではなく、医療ソーシャルワーカーの存在を知らずに退院する患者もいると思います。以前、入院中に問題を把握しておらず、再入院した時に問題が発覚したというケースがありました。なぜあの時一言声をかけなかったのだろうと後悔しました。少しでも存在を知ってもらうため、積極的に患者・家族に声をかけていこうと思います。そしてネットワークをもっともっと広げて連携を強化し、シームレスな連携システムができれば、患者は病院から地域へスムーズに帰ることができると思います 。
     
九州医療ソーシャルワーカー研修会 第51回 おおいた大会
日 時
平成26年11月1日(土)・2日(日)
場 所
大分県 ホルトホール大分
報告者:諫早記念病院 医療ソーシャルワーカー 田中 愛 
  私は、MSWとして入職し1年半が経過しました。今回初めて九州医療ソーシャルワーカー研修会第51回おおいた大会に参加させて頂き、初心に返りこれまでの業務内容を見つめ直すと同時に県内外のMSWの方と交流を深め、熱い思いに触れるなど実りの多い機会となりました。
 大会一日目は特別講演と基調講演、二日目はワークショップと研究発表が行われました。ワークショップでは、グループ毎に分かれ意見交換を行いましたが経験1年未満の方が多く、職場内の連携や家族・クライエントとの関係構築など共通した悩みを抱えていることに気づきました。互いに悩みを分かち合い、励まし合うことで学び以上に良い刺激を受けることが出来ました。
 また今回の研修会を通して、MSWとは本人・家族の意思を代弁する役割と取り巻く環境を変化させる変革者としての役割があることを改めて実感しました。特に、近年では地域包括ケアシステムの構築によりクライエントが「住み慣れた地域で暮らす」ため、既存の資源に頼るのではなく院外に出て地域連携を図り社会資源を開拓していく必要性があることを痛感しました。クライエントが安心して地域で暮らせるよう研修で得た学びを今後の業務に活かしていきたいと思います。今回、おおいた大会に参加させて頂きありがとうございました。
   
報告者:諫早総合病院 医療ソーシャルワーカー 松田 陽平 
 私はこの度、第51回九州医療ソーシャルワーカー研修会おおいた大会「MSWの可能性~継承と変革が生み出す未来へ向かって~」に参加しました。
 1日目、特別講演では、「『型』から入る仕事術」と題し、仕事への取り組み方、ホスピタリティの養い方について学びました。上手く仕事をするためには、仕事以外の日常生活から意識を変え、行動することが重要であると感じました。続いて、基調講演では「MSWの魂を語り継ぐ」として、自身も患者の立場であった古越富美恵さんのMSW人生を通じて、真に患者に寄り添った支援とは何かについて考えさせられました。
 2日目は4つのワークショップが行われ、私は「相談援助職の記録の書き方」を受講しました。記録の重要性を学ぶとともにSOAPの技法について演習し、日常業務に取り入れていきたいと思いました。最後に、様々な研究発表を聞き、各県MSWの業務実践を学び、参考になりました。
 今大会に参加し、仕事に対する意識の持ち方からMSWとしての実践論まで多くを学ぶことができました。また、情報交換会の参加を通して九州各県のMSWとの交流を深めることができました。今大会で得られたものを日業の業務に生かしていきたいと思います。
   
3月研修会 『労働災害の制度の活用』
日 時
平成26年3月15日(土)14:00〜15:30
場 所
長崎県総合福祉センター
報告者:貞松病院 MSW 吉村 紘満 
 平成26年3月15日、長崎県総合福祉センターにて「労災患者の生活を支える支援」というテーマで労働者災害補償保険法について受講させていただくことができました。
 この度の講義でまず、労災が適用される範囲とその詳細や保障給付の種類・内容を知ることができました。そして、その保障給付が患者のどうような状態の時に給付されるのか、また、「治癒」( 症状
固定) したあとの保証等についても詳しく知ることができました。
 今回、この講習を受講し労働災害に対する制度の基礎的な知識を得ることができたと思います。また、この講習の最後に就労支援に対する考えを聞かせていただくことができ、退院後の患者の生活だ
けではなく精神的なところまで考えていかなければならないと改めて認識することができました。
 今後も退院後の患者様またそのご家族への生活の不安などに対して安心できる援助を提供することができる医療ソーシャルワーカーを目指したいと思います。
 
『新人研修 〜みんなで学ぼう社会資源の活用法と知識〜』
へ参加して
日 時
平成26年2月23日(日)
場 所
長崎県総合福祉センター
報告者:長崎北病院 MSW 池里 玲子 
 ソーシャルワーカーとして働き始め三年が経ち、業務にも慣れそれとなく仕事をこなしているような気がしていましたが、自分が知り得ていない知識がこんなにもあることを痛感した研修でした。回復期病棟では出会わない疾患の方への支援であったり、病院によって特色があるので新たな発見があり、それぞれの発表から大変勉強させてもらいました。
 社会保障制度では、それぞれの制度の成り立ちや何の目的で作られたのかというところまで考えることで、制度を深く理解し、患者様やご家族に伝える際のわかりやすいツールになると思いました。スライドの内容をそのまま活用させていただこうと思っています。また、事例を通して説明をしていただくことで、MSW がどのように介入し、自分の病院とは違った特色を知ることで新たな学びになりました。
 障害者総合支援法では変わっていく制度の内容をまずは自分が勉強し、理解しなくては支援に活かしていけないなと感じました。自立支援医療費についてはまだ一度も支援として経験したことがないので、大変勉強になりました。
 当院からも発表をさせていただき、スライドを作成していく中で、新たな知識の構築と、制度の内容をどのように表現にすると伝わりやすくなるかなどを考えることで、互いの表現力を指摘し合うとてもよい機会になりました。
 研修全体を通して、ソーシャルワーカーは幅広い知識を獲得しているだけではなく、患者様やご家族に適切な制度をわかりやすい言葉で伝えていくことの重要さを感じることができました。また、院内の他職種だけではなく、外部機関とのネットワークの構築がこれからの自分の強みになることを学んだので、今後も顔の見える連携を継続していきたいと思います。
 このような研修の場を与えていただき感謝致します。ありがとうございました。
 
九州医療ソーシャルワーカー研修会 第50回記念 みやざき大会
日 時
平成25年11月2日(土)・3日(日)
場 所
宮崎県
報告者:宮崎病院医療ソーシャルワーカー 堤崇 
 九州医療ソーシャルワーカー研修会第50回記念みやざき大会に参加させて頂きました。私はMSWとして仕事をして約一年になり、このような大きな研修会に初参加させていただき、今までの業務の振り返りと新たな学びを得ることの出来た充実した機会となりました。
 一日目に特別講演と基調講演、二日目にワークショップ毎に分かれての研修と研究発表が行われました。ワークショップでは他者と向き合って行く際の視点の持ち方や自分で自分の心のケアできていない状態では他者へ良い影響を与えられない、など今後の業務を行なっていく上で大事なことを学びました。
 また、研究発表を通して、MSWは様々な問題に対して病院内だけでなく、病院外の専門職とも連携をしていくことが大切であることを改めて学ばせていただくなど非常に私にとって収穫の多い研修となりました。今後はこの経験を日々の仕事の中に活かして行きたいと思います。
 
『連携しまSHOW マネしまSHOW in 姉川病院』
研修会に参加して
日 時
平成25年11月30日(土)14:00〜16:00
場 所
姉川病院
報告者:宮崎病院 MSW 岩永 麻美 
 宮崎病院のMSWとして働き始めて、日々の業務を覚えるのに頭をフル回転させ、慣れない医療用語に戸惑いながら慌ただしい1か月が過ぎました。そんな私にとって今回の研修会は今後の業務に活かすことができる情報を多く得ることができた貴重な時間でした。
 当院を含め4病院のプレゼンテーションが主な内容でしたが、パンフレットや電話応対だけでは知り得ない病院の特色や業務上の工夫、他院のMSWさんの患者さんに対する想いを知ることができ、今後私自身が安心して責任を持って患者さんやご家族の希望に添える病院を紹介できるのではないかと思います。
 またMSWとして患者さん、ご家族が望む生活を支援していく為に必要な「連携」についても再認識することができました。
 支援を行ってく上で病院内はもちろん、他病院、施設、事業所、地域それぞれが個ではなく、線となって輪になるようつなげていく役割を私たちは担っていると思うので、これからも「顔のみえる関係づくり」と心がけMSWとして何ができるのか考えながら日々の業務に努めていきたいと思います。
 
『9月研修会 ☆連携しまSHOW マネしまSHOW☆ from 県南』
研修会に参加して
日 時
平成25年9月28日(土)14:00〜16:00
場 所
長崎北病院2階会議室
報告者:和仁会病院 MSW 馬田 梨砂 
 MSW の仕事を始めて1 年が経ちました。この1年業務を覚えることや、医療面で調べることに必死で、なかなか他の病院のことや、他のワーカーさんとの交流が出来ていませんでした。今回の研修に参加することで、他の病院の特色や工夫点などを知ることができましたし、同じような職種が、長崎県にこんなに多くいることや、同じような悩みがあることも共有できて、とても安心し、今後の業務に意欲が湧きました。また、病院発表することで、自分の業務を振り返るいい機会になりました。今回の研修で得たものを、少しずつでも、業務に活かしていきたいと思います。
『ソーシャルワーカーズ フェスティバル2013』
〜ソーシャルワーカーの可能性〜
日 時
平成25年7月28日(日)
場 所
長崎ウエスレヤン大学
報告者:姉川病院 地域医療連携課 境  昌子 
 長崎県医療ソーシャルワーカー協会、長崎県社会福祉士会、長崎県精神保健福祉士協会の3団体合同の催しは、初めての試みということでしたが、現場のソーシャルワーカー以外にも、福祉を学んでいる学生の方やその養成大学の関係者の方々等、100名を超える人数の参加でした。
 基調講演として、立命館大学教授の岡田まり先生より、「ソーシャルワーカーの可能性」という演題で、ソーシャルワーカーの倫理綱領や、ソーシャルワークの目的についての講演をお聞きすることができました。私自身、日頃の業務を振り返ってみると、制度や所属機関等の枠の中で、「ここまでしかできない、制度上しょうがない」と思ってしまうことも少なくありません。しかし、例え制約があったとしてもそこで終わることなく、自分達で新たなシステム作りをしたり、枠自体を変えるソーシャルアクションを起こしていくことが重要だということを改めて考えさせられる内容でした。
 その後、シンポジウムでは、「ソーシャルワーカーの可能性~それぞれの実践から~」というテーマで各団体を代表して、3名のソーシャルワーカーの方から、日頃の業務や今後の課題等についての発表がありました。どの発表も日頃の業務について深く振り返り、詳細な分析をされておられました。また、仕事の難しさだけでなく、仕事のやりがいや今後の業務の課題についても、「こうしていきたい」「こういうシステム作りをしたい」という強い思いが感じられる発表でした。  
 研修会終了後の懇親会でも、それぞれの団体の枠を超えて交流を深めることができました。初めてお会いする方でも、意外なご縁や共通の知人があることもあり、とても有意義な時間を過ごすことができました。  
 今後もこういった研修に積極的に参加することで、色々な刺激を受け、業務に活かしていきたいと思います。
 
『生活保護について考える』
講 師
曽場尾 雅 宏 先生(大村さくら法律事務所)
日 時
平成25年5月25日(土)
場 所
長崎ウエスレヤン大学
報告者:光風台病院 居宅介護支援事業所 下玉利 郁美 
 研修前半の制度概要は淡々と分り易く、事例やグループワークはちょっと変わった切り口の進行だった。 なかでも伊万里市税務課の試みや生活支援戦略に関する主な論点(案)では、ソーシャルワークの 実践に結び付けられるような進行内容だった。
 様々なケースをマネジメントする際、時々パブリックイシューがチラチラと頭を過ぎることがある。 しかし、忙しさにかまけることしかり、自分には力が無いと蓋をしてしまうことを反省させられた時間でもあった。
 研修後半の事例検討は「連携」がテーマ。
「連携」とは、「連絡提携」のこと。
同音語の「連係・連繋」は、物事と物事・人と人とのつながりのこと。
「連携」は、連絡を密に取り合って一つの目的のために一緒に物事を行うこと。
                                 (大辞林 第三版より)
 何か一つ行動しようと思うと本当にたくさんの人が関与している。皆が元気な笑顔で目標に向かって 歩んで行けるように“愛”ある「連携」をしようと改めて思った研修でした。
アサーティブコミュニケーション
 ~仕事をしやすくするためのコミュニケーション~に参加して
講 師
開 浩一先生
日 時
平成24年12月1日
場 所
長崎ウエスレヤン大学
報告者:光晴会病院 地域医療連携室 城臺 紘子 
  今回、初めて研修会に参加させていただきました。はじめのうちは緊張していましたが、参加されている方がどなたも優しく声をかけてくださったおかげで、すぐに緊張は打ち解けました。
 「アサーティブコミュニケーション」について開 浩一先生の講義を受けました。
 まず、アサーティブの説明を受け、アサーティブの4つの柱「誠実」「率直」「対等」「自己責任」が大切であること、コミュニケーションにはいくつかのタイプがあり、常にアサーティブであることが必要ということではなく、時と場所に応じてアサーティブな自分を選択することが大事であると私は思いました。
 その後、グループに分かれ実際にあった例でロールプレイを行い、フィードバックを行ったことで、実際の場面で、どのようにアサーティブコミュニケーションを使ったらいいのかイメージすることができました。
 今後、職場だけでなく日常生活においてもより良いコミュニケーションをとるために「アサーティブコミュニケーション」を活用していけたらと思いました。
ソーシャルワーカー協会研修会(基礎研修)
講 師
黒田美穂先生(特別養護老人ホーム 善隣荘 看護師長) 
日 時
平成24年10月27日(土)
場 所
長崎県難病支援センター
報告者:長崎北病院 木口  心 
 MSWとして働き始めて満1年、私は一日一日の業務を覚え、こなしていくことに精一杯で自分のMSWとしての役割を考えたり、更には他職種へ“MSW”という存在をどう伝えるのか・・・深く考えたことがありませんでした。
 退院支援看護師として病院で働いた経験を持つ黒田先生の研修では、医療の現場で働くワーカーの役割、重要性を多く学ぶことが出来ました。
 又、ある事例(患者様のアセスメントの場)について“どのような情報収集をし、どのような見立て(アセスメント)を行うか”を少人数のグループで考える事例検討では、私がほんの一部のことに気がつかない中、ベテランMSWの皆様は、広い視野を持ち細部にまでアンテナを張っていました。
 今回の研修では、この他数例の事例もベテランMSWの皆様と共に考え、多くの意見を聞くことが出来ました。本日の学びを今後の業務に生かしていきたいと思います。
  
「めざせ!業務の可視化!!~業務分析のイロハを学ぶ~」
講 師
友池 敏雄先生(長崎国際大学 准教授)
日 時
平成24年9月15日
場 所
長崎国際大学
報告者:柿添病院 井上 綾子 
 今回はMSWの業務分析について学びました。ごく簡単にですが、私の理解した範囲でご報告したいと思います。
 まず業務分析するためには、日常の業務整理を数値化する必要があります。
 指標は日本赤十字社が作った年報記載要領と厚生労働省保健局長通知医療ソーシャルワーカー業務指針が使えます。
 統計処理としては、カイ二乗検定が有効です。エクセル統計というアドインソフトを入れれば簡単に計算できます。
 私には統計処理の講義は難しかったのですが、この講義で先生が話されていることの重要性は理解できました。
 私も職場で働いていて感じるのは、MSWの業務は、ほかの職種からみてとてもわかりにくいということです。
 私もよく「自分たちの部署とかかわっている以外は何をしているのか」と質問を受けることがあります。そのため、職場全体に業務を伝えることができる運営協議会などでの月報の発表を大事にしています。
 今回の講義では、これまで月報としてあげてきた数値をさらに統計処理することにより、自分たちの業務の傾向や、病院としての特徴なども出せることがわかりました。統計処理した根拠のある数値として、院内院外に提示していく大事さを感じました。
 これからのソーシャルワーカー業務に生かしていけたらと思います。
  
新人研修会「病院の機能分化について」「多職種連携~看護師の役割~」
講 師
急性期・回復期・維持期所属の会員
洗川喜咲子先生(長崎リハビリテーション病院病棟マネージャー)
日 時
平成24年4月7日
場 所
長崎県難病支援センター
報告者:長崎大学病院 鍋内哲朗 
 大学を卒業したばかりの私にとって、急性期・回復期・療養型といった言葉は耳にしたことがあるものの、その機能や特色については理解が浅かった、と感じる。なぜなら、病院との関わりが乏しく、病院という一つの大きな枠でしか捉えていなかったからだ。
 しかし、この研修会を通して、病院にはそれぞれ、急性期・回復期・療養型といった機能があり、また、特色を持っている、ということがわかった。特に、急性期の機能については、今後、私が活動していく上で、必要不可欠な情報であった。また、病院は、大きな病院が一つあっただけでは成り立たない。逆に、小さな病院が数多くあったとしても成り立たない。つまり、それぞれの機能を理解し、連携していく必要がある、と感じた。
 では、いったい県内にはどれほどの病院があるのか。エリア別に見るとどうだろうか。また、急性期・回復期・療養型といった分類ではなく、個々の病院における目的・役割・機能についての理解を今後は深めていきたい。
報告者:長崎大学病院地域医療連携センター 片岡友美 
 4月7日に行われた新人研修会「チーム医療とMSW、医療機関の機能と特色を知る」に参加させて頂きました。
 まず急性期・回復期・療養型病院よりそれぞれの病院の特色、役割について講演を聴かせていただきました。今まで療養型病院との連携が多かったため、急性期・回復期の役割についてあまり知識がありませんでしたが、各病院の役割と患者への関わり方を知ることができ今後の業務へ活かせたらと思います。
 後半は長崎リハビリテーション病院・洗川看護師より他職種連携について、実際に長崎リハビリテーション病院で実践されている内容を元に講演をして頂きました。
 その中でも全ての職種が一人の患者に対してチームとして入院から関わりを持ち、細かな情報も共有されて患者・家族の支援を行っていることは退院支援を行う者の理想であり目標にしなければいけないと感じました。まずは自分の他職種への関わり方を見直して今後の退院支援に繋げていきたいと思います。
定例会「精神障害者の地域生活支援を考える」
講 師
宮下榮氏(NPO法人すみよし地域活動支援センターのぐさ所長)
日 時
平成24年3月31日
場 所
ハートセンター
定例会「記録について」「SOAPについて」
講 師
占部尊士先生(長崎ウエスレヤン大学社会福祉学科)
日 時
平成23年12月8日
場 所
長崎県難病支援センター
報告者:宮崎病院 近藤直樹 
 平成23年12月8日に長崎県難病相談支援センターにて「SWの記録と電子カルテ~SOAP記録を学ぶ~」というテーマで研修会が開かれました。長崎ウエスレヤン大学の太田先生より「記録」についての講義を、占部先生からはSOAPを用いて事例演習を行いました。
 各病院でも、紙カルテや電子カルテなど、記録媒体も異なりますが、昨今の記録の電子化や診療録の開示等の背景から患者や他職種など誰がみてもわかる記録にすることが求められています。研修の中で、「記録は、つねに他者が読み、そこに記された情報を活用するものであるということを前提として作成されなければならない。つまり、起こった事実を、その事実が起こった状況を知らない他者が想像し、事実確認できるような記述でなければ、記録したことにならないということ」という話をされました。
 研修参加者の中では今までのように、叙述体や要約体で記録している方が比較的多かったですが最近は電子カルテ化が進んでいき、記録様式も全職種で統一され、多くの医療機関でSOAPが採用されています。叙述体ではアセスメントをしているのに、記録に残されていない事が多い事に気づき、他職種にソーシャルワーカーの専門性を示す事に置いて有効な記録様式だと感じました。しかしそれがすべてを補っているとも言い切れない部分もあり、ソーシャルワーカーの記録においては状況に応じて様々な記録様式を使い分ける事も、必要であって知っておくべき知識として今後の業務に活かせるとても勉強になる研修会でした。
  
九州医療ソーシャルワーカー研修会「くまもと大会」
日 時
平成23年11月19日・20日
場 所
熊本県
報告者:姉川病院 宮崎翔太 
 私はMSWとして働き始めてまだ間もなく、SWの研修会では「くまもと大会」が初参加となりました。大会は11月19日・20日と二日間に渡って開催され、特別講演やワークショップ、研究発表などが行われました。会場内は参加者の活気で溢れており、研究発表のなかで困難や葛藤などを乗り越えながらも何とかしようという熱い思いを感じ取ることができたことは、これからスタートを切る私にとって大きな学びとなりました。
 また、「くまもと大会」でお会いした県内外のSWの方々より、「業務の中で困ったことがあればいつでも相談して下さい」という優しい言葉もかけていただき、横のつながりを大切にするというSWの基本姿勢も感じることができました。
 来年はふくおか大会ということで、また九州各地のSWの皆さまに会えることを楽しみに、日々の業務に励みたいと思っております。
   
報告者:宮崎病院 矢野 忠 
 今回の大会のテーマですが「つなぐ、つながる(しん・かん・せん)熊本発、寄り添う心をのせて」ということを頭に入れて研修会に参加させていただきました。
 九州全域から医療・福祉従事者の方が集まりお互いの業務を振り返るいい機会であったと思います。
 現代、ソーシャルワーカーとして実践している私たちが、今回の研修を通して価値や倫理について学び直し、時代に求められる業務を実践しながらも、ソーシャルワーカーとしての自分の自己肯定できるような研修項目であったと思います。
 今日、病診連携や退院支援などでソーシャルワーカーに社会からのスポットがあたる一方で、業務は煩雑化・書類作成等の事務処理も増加し、ソーシャルワーカー本来の寄り添う姿勢や、ソーシャルワーカーのアイデンティティーである価値や倫理を置き去りにせざるを得ない現状にあるように思えます。クライエントに向き合おうとするほど、喪失感を覚える方々も多くいることだと思います。今回の研修会の中でグループワークを取り入れた研修がありその中で医療・福祉従事者が抱える様々な悩みを聞いて自分の日々行っている業務での悩みを共感しあうことで癒されたような気がしました。
 相談は1件しかなかった今回は3月11日に起きた東日本大震災について福島県医療ソーシャルワーカー協会会長大川原様から震災の現状やソーシャルワーカーの支援・ネットワークの形成などについて現場の状況を踏まえて話しをして頂きました。話しを聞き思ったことは、社会は人と人の支え合いで成り立っており、ソーシャルワーカーの原点がここにあるのかなと思い知らされました。何気なく私たちが行っている業務の意味をよくよく考えさせられました。いつも初心に返り日々行っている業務の見直しを行い、常に初心を忘れてはいけないと痛感しました。
 今回の熊本大会に参加させていただきましたこと本当に心から感謝しております。この研修で学んだことをこれからのソーシャルワーカー業務そしてこれからの自分の人生の糧として生かしていけたらとおもいます。
地域内活動「平成23年健康長崎市民21」
日 時
平成23年10月31日
場 所
おくんち広場(長崎市元船町)
報告者:井上病院 向原優子(広報部) 
 平成23年10月30日(日)、健康長崎市民21イベント「元気がやってくるinおくんち広場~元気であることを噛みしめて~」に長崎県医療社会事業協会として参加しました。今まで、協会の活動は会員に対して研修を開催するなど、会員向けの活動が主でしたが、協会の活動を他職種の団体や一般の方にも知ってもらうための目的もあり初めての参加でした。
 「健康長崎市民21」とは、「21世紀における国民健康づくり運動」である「健康日本21」「健やか親子21」の長崎市版です。今回のイベントでは、禁煙、お薬、栄養、医療、福祉、歯科等の相談コーナーや3分間体操、ストレスチェックなど、健康に関する関係団体が参加していました。
 当協会は医療福祉相談コーナーのブースを設け、イベントに来られた方の医療福祉の相談に応じたり、協会の生い立ちや入院に際してよくある相談をパネル展示紹介しました。展示物は広報部が中心となり作成し、イベント当日は理事をはじめ、会員の方にもボランティアスタッフとして参加していただきました。
 イベント当日はあいにくの雨(雷雨)で参加者が少なく、相談は1件しかありませんでしたが、協会で用意したチラシを配ったり、他の参加団体のブースを回り交流を深めたり、新たな発見もありました。
  
新人研修会「MSWの価値と倫理」「生活保護制度について」
講 師
小方優子先生(虹ヶ丘病院MSW)
 
魚谷先生(長崎市役所生活福祉課)
日 時
平成23年10月15日
場 所
ハートセンター
報告者:国立長崎病院 濱邊愛美 
 今回、「医療ソーシャルワーカーの倫理綱領と生活保護」というテーマのもと、改めてMSWとして自分の対応を振り返り、原点に立ち返る良いきっかけとなりました。さらに、生活保護制度の基礎を学びなおすことができた研修会でした。  まず、虹ヶ丘病院の小方優子氏から「ソーシャルワーカーなら倫理綱領をハートでキャッチ」ということで、特にソーシャルワーク倫理綱領の中の価値について詳しく説明していただきました。自分の中にある価値を見つめなおすとともに、ソーシャルワーカーだけでなく、患者様個人の中の価値、患者様を取り巻いている社会がもつ価値など、「価値レベル」は幅広く、自分の中の価値だけにとらわれないように広い視野をもっていたいと感じました。  次に、長崎市福祉事務所生活福祉課の魚谷廣二氏による「生活保護制度の基礎の基礎」というテーマで、生活保護実施の原則から保護費の計算まで詳しく実践知識として役に立つものばかり聞くことができました。生活保護というのは、「無差別平等であって頑張ろうという気持ちのある人に最低生活として足りない部分を補っていく」という原則があり、誰もが持っている権利であるということを強くおっしゃっていました。また、ケースワーカーは一人当たり長崎市では約130世帯を受け持っているなど、現在の生活保護の実態も知る事ができました。  この研修でお二人のお話を聞き、MSWとしてできることは何か、MSWとして働く事の価値について考え、患者様・ご家族様にどのような視点を持って介入していくか、面談の際に偏った見方をしてはいないだろうかと自分自身を見直すこともできました。医療行為はできないが、病院にいる専門職として少しでも、一人でも多くの患者様の精神面・経済面等の負担軽減ができるように、わかりやすく情報を提示することと、倫理要綱を見返していくことが大事だと感じました。今後、患者様・ご家族様と関わる中で今回学んだことを活かしていきたいです。
  
定例会「アセスメントについて」
講 師
友池敏雄先生(長崎国際大学)
日 時
平成23年9月24日
場 所
長崎市立図書館(新興善メモリアルホール)
新人研修会「生活機能障害(ICF)の考え方とケアマネジメント」
講 師
上瀧健二先生(長崎こころ医療福祉学校理学療法科専任教員)
 
林田洋子先生(新里メディケアグループ地域連携室)
日 時
平成23年8月27日
場 所
長崎県総合福祉センター
報告者:宮崎病院 草野亜紀 
 平成23年8月27日、長崎県総合福祉センターにおいて「生活機能障害 ICF について」のテーマで、新人勉強会が開催されました。
 まずは上瀧先生より、ICFに至るまでの歴史、概念について講義がありました。ICFとは「人が生きる」ということを総合的に捉えようという考え、具体的には心身機能、活動、参加(この三つを生活機能といい)とそれに影響を与える環境因子、個人因子なども含めて総合的に捉えるというモデルです。ICFがこれまでの概念と大きく異なるのは、プラス面を見て、その中の隠れたプラスの側面を引き出して伸ばすという点です。障がいと聞くと、マイナス面に目がいきがちですが、ICFの分類で見ていくと、たとえ障がいがあっても、実はできることが沢山あることに気付かされるというのです。それは、次に行われた林田先生のICFを活用したアセスメントについてのグループワークで、より実感することができました。ICFを活用すると、本人が望む生活とそれができない原因や状態が明らかになり、解決すべき課題(ニーズ)が浮き彫りになります。このことから、ICFに期待されるのは①全体像の把握②共通のものの考えや捉え方が出来るので医療・教育・職業関係者のチームワーク、問題解決能力の向上であることが理解できました。
 講義を受けて日頃を振り返り、自分自身が患者さんのマイナスの面ばかりに気がとられやすい傾向だということに気が付きました。患者さんの全体像をきちんと把握できていたのか、しいては患者さんの本当に望む生きた方に沿った支援ができていたのか反省の連続でした。きちんとしたアセスメントができなければ、よりよい支援ができないことを改めて感じました。ICF概念自体は非常に難しかったのですが、分類を活用すると考えの整理、さらに他職種とも共通目標を一見して理解できるので今後は実践し、患者さんへのよりよい支援へ繋げていきたいです。最後になりましたが、今回このような貴重な学びの場を与えて頂き、本当にありがとうございました。
  
定例会「法的解決と福祉との連携」
講 師
伊藤岳先生(法テラス長崎弁護士)
日 時
平成23年7月1日
場 所
ハートセンター
  
平成23年度定期総会・学習会「地域連携パスとは」
講 師
高畠英昭先生(国立病院機構長崎医療センター 脳神経外科医)
日 時
平成23年5月14日
場 所
ハートセンター